“色蒼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いろあを40.0%
いろあお20.0%
いろあほ20.0%
いろざ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とねりこよ、色蒼いろあをざめた天竺てんぢく赤脚仙ジムノソフイスト、えたいの知れぬ木、わたしの悲しい心のよろこび
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
と思って一瞬、色蒼いろあおざめたが、九叔が悶掻もがきながらも「早く、かごでも戸板でも呼んでくれ。家へ帰って養生したい」と叫ぶので大慌おおあわてに人を頼んで、九叔を家へ送らせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大佐たいさばかりでない、快活くわいくわつなる武村兵曹たけむらへいそうも、其他そのた水兵等すいへいらも、電光艇でんくわうていより上陸じやうりくした一同いちどうは、こと/″\色蒼いろあほざめ、かうべれて、何事なにごとをかふかかんがへて樣子やうす
れつ先頭せんとう日章旗につしやうき揚々やう/\として肥馬ひままたが将軍しやうぐんたち、色蒼いろざざめつかてた兵士へいしむれ