“悶掻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もが90.5%
もがい4.8%
もがき4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猿は殺されることかと思って、苦叫絶叫して悶掻もがいたけれど、米友はらしめるだけで、事実殺す気はなかったものらしくあります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
此処ここは河だと考えたが、急に畳の上にでも居るようなゆるんだ気持になって、その儘、倒れると水を呑んで悶掻もがいたが、死んでしまった。
(新字新仮名) / 小川未明(著)
と見てうちたちまち五六十りやう金子かね鵜呑うのみにしたからたまらない、悶掻もがき𢌞まはつて苦しみ出し。源
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)