棒火矢ぼうひや)” の例文
それから平八郎、格之助の部屋の附近に戸締とじまりをして、塾生を使つて火薬を製させる。棒火矢ぼうひや炮碌玉はうろくだまを作らせる。職人を入れると、口実を設けて再び外へ出さない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)