“北夷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくい75.0%
えびす25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現在の住民を北夷ほくい後裔こうえいだと認めない以上は、そうしたアイヌ語が伝わって今に至った手順も想像してみなければならなかった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日本の存在をその尨大ぼうだいな陸地面からさがし求めるのにまごついたにしても、西欧南洋北夷ほくい諸州の箇々の大きさに、そう驚きはしなかった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後漢ごかんのむかし、曹操そうそうが、西涼軍せいりょうぐん北夷えびすの兵が自分らの行装に、おどろきの眼をみはって、指さし囁きあうのを見て、馬の上から
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「来たか、北夷えびすの子」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)