“瓢然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうぜん75.0%
へうぜん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも三年掛かったと本人が私に話していました。風采は禅坊主見たいな人で、庵室あんしつにでも瓢然ひょうぜんとして坐っていそうな風の人であった。
瓢然ひょうぜんたる一種の道楽息子と成果てつ、家にあっては父母を養うの資力なく、世にたっては父母をあらわすの名声なし、思えば我は実に不幸の子なりき。
父の墓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
瓢然へうぜんと鳥の如くに
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)