“へうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飄然81.8%
漂然9.1%
瓢然9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椿三千麿の春木道夫は、多與里とあんなに親しくして居ましたが、何を感じたか、飄然へうぜんとして増田屋を去つてしまつたのは一と月ほど後のことでした。
食事を済まして、富岡は漂然へうぜんと、四キロほど離れた、マンキンへ行く気になつた。安南王の陵墓附近の、林野巡視の駐在所まで、一人で出掛けて行つた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
瓢然へうぜんと鳥の如くに
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)