“へいぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平然71.4%
炳然14.3%
飄然14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しほがくつゝいてつからしほ目方めかたもあんぞ」勘次かんじそばからいつてわらつた。商人あきんど平然へいぜんとしてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
こうした社会しゃかい、こうした現実げんじつるとき、かれは、ひとのごとく、平然へいぜんたることができなかったのです。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)
やや有りて、同じほどの火影の又うつろふと見れば、早くも薄れ行きて、こたびは燃えも揚らず、消えも遣らで、少時しばしあかりを保ちたりしが、風のわづかの絶間をぬすみて、閃々ひらひら納屋なやの板戸を伝ひ、始めてのぼれるほのほ炳然へいぜんとして四辺あたりを照せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
変屈者のA老人は唯一人飄然へいぜんと海岸へ来て、旅館ホテルに滞在中、固疾こしつの心臓病が起って危篤に陥った。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)