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ひょうぜん
ふりがな文庫
“ひょうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
飄然
90.6%
漂然
5.1%
瓢然
2.6%
諷然
0.9%
飃然
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飄然
(逆引き)
おれは
飄然
(
ひょうぜん
)
と日本から影を消し、徳川万太郎は失意の結果、身を隠したのだろうと人の
取沙汰
(
とりざた
)
する時分に、羅馬王朝の貴族となり
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひょうぜん(飄然)の例文をもっと
(50作品+)
見る
漂然
(逆引き)
そういうふうに彼は二年も三年も
漂然
(
ひょうぜん
)
といなくなって、現れるとムッツリとした
風貌
(
ふうぼう
)
を示し、やがてまた人々に送られて、至極満足そうなニコニコ顔で出かけた。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ひょうぜん(漂然)の例文をもっと
(6作品)
見る
瓢然
(逆引き)
瓢然
(
ひょうぜん
)
たる一種の道楽息子と成果てつ、家に
在
(
あっ
)
ては父母を養うの資力なく、世に
立
(
たっ
)
ては父母を
顕
(
あら
)
わすの名声なし、思えば我は実に不幸の子なりき。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひょうぜん(瓢然)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
諷然
(逆引き)
やがて落葉を踏む音して、お杉
婆
(
ばばあ
)
は
諷然
(
ひょうぜん
)
と帰って来た。男は黙って鳥を
咬
(
かじ
)
っていた。二人共に
暫時
(
しばし
)
は何の
詞
(
ことば
)
をも交さなかったが、お杉の方から
徐
(
しずか
)
に口を切った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
独語
(
ひとりごと
)
のように云って、お杉は
矗然
(
すっく
)
と
起
(
た
)
ち
上
(
あが
)
ったかと見る
中
(
うち
)
に、左右の人々を一々
睨
(
ね
)
め廻しながら、
彼女
(
かれ
)
はふらふらと歩き出した。
加之
(
しか
)
も今の
騒動
(
さわぎ
)
は忘れたように、
諷然
(
ひょうぜん
)
と表へ出て行った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひょうぜん(諷然)の例文をもっと
(1作品)
見る
飃然
(逆引き)
その渦中に二十一歳のショパンが
飃然
(
ひょうぜん
)
として若い姿を現したのである。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
ひょうぜん(飃然)の例文をもっと
(1作品)
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