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漂然
ふりがな文庫
“漂然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひょうぜん
85.7%
へうぜん
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうぜん
(逆引き)
妹のものに違いないのですが、さっき
漂然
(
ひょうぜん
)
と帰宅した本物の妹も、あれと同じ衣類を着、同じハンドバッグや、コンパクトなどを持っているのです。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そういうふうに彼は二年も三年も
漂然
(
ひょうぜん
)
といなくなって、現れるとムッツリとした
風貌
(
ふうぼう
)
を示し、やがてまた人々に送られて、至極満足そうなニコニコ顔で出かけた。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
漂然(ひょうぜん)の例文をもっと
(6作品)
見る
へうぜん
(逆引き)
食事を済まして、富岡は
漂然
(
へうぜん
)
と、四キロほど離れた、マンキンへ行く気になつた。安南王の陵墓附近の、林野巡視の駐在所まで、一人で出掛けて行つた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
漂然(へうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
漂
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“漂”で始まる語句
漂
漂泊
漂渺
漂浪
漂流
漂着
漂蕩
漂浪人
漂泊者
漂白
“漂然”のふりがなが多い著者
林芙美子
室生犀星
石川啄木
海野十三
長谷川時雨
堀辰雄