“漂浪人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さすらいびと50.0%
さすらひびと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何となく悲しく、鳴らしている立琴のを聞きつつ、空想にふけっているとその男の姿は遠くなって見えなくなった。……ああ、彼も漂浪人さすらいびとかと思うと、つい熱き涙が目の中に湧くのであった。
漂浪人さすらいびと同士、乞食同士となら、ついて来い、一緒に行こう』と。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
又思ふ、路のをあさりゆく物乞ものごひ漂浪人さすらひびと
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
又思ふ、路のをあさりゆく物乞ものごひ漂浪人さすらひびと
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)