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物乞
ふりがな文庫
“物乞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ものご
62.5%
ものごい
12.5%
ものごひ
12.5%
おもらい
6.3%
ものこ
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものご
(逆引き)
この附近の竹林に住んでいる
物乞
(
ものご
)
いに、二、三度食べものを恵んでやったことがあるから、そのお
菰
(
こも
)
であろうと気をゆるした。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
物乞(ものご)の例文をもっと
(10作品)
見る
ものごい
(逆引き)
物乞
(
ものごい
)
をするために急に三味線を
弾
(
ひ
)
き初めたものと見えて、年は十五、六にもなるらしい大きな
身体
(
ずうたい
)
をしながら
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
物乞(ものごい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ものごひ
(逆引き)
又思ふ、路の
邊
(
べ
)
をあさりゆく
物乞
(
ものごひ
)
の
漂浪人
(
さすらひびと
)
を
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
物乞(ものごひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おもらい
(逆引き)
生活に幾分余裕があったのでもあろうが、お
三日
(
さんじつ
)
に——
朔日
(
ついたち
)
、十五日、廿八日——門に立つ
物乞
(
おもらい
)
も、大概顔がきまっていた。ことに
門附
(
かどづ
)
けの芸人はもらいをきめているようだった。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
物乞(おもらい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ものこ
(逆引き)
さてさま/″\の
雑談
(
ざふだん
)
のなかにあるじのつま
牧之
(
ぼくし
)
に、
歳
(
とし
)
こしの夜は鬼の
来
(
く
)
るとて江戸には
厄払
(
やくはら
)
ひといふものありて鬼を
追
(
お
)
ふ事をおもしろくいひたてゝ
物乞
(
ものこ
)
ひすときゝしが、むかしもさる事ありしや
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
物乞(ものこ)の例文をもっと
(1作品)
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物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
乞
常用漢字
中学
部首:⼄
3画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
物騒
物置
物音
物思
“物乞”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
松本泰
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ロマン・ロラン
上田敏
吉川英治
島崎藤村
長谷川時雨
江戸川乱歩