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貫徹
ふりがな文庫
“貫徹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんてつ
33.3%
しみとほ
11.1%
つきとお
11.1%
つらぬ
11.1%
つらぬか
11.1%
つらぬく
11.1%
ぬけとお
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんてつ
(逆引き)
復讐の
挙
(
きょ
)
は、翌十四日に決行され、一盟四十七士の大志は、
貫徹
(
かんてつ
)
した。そして、次の消息は、大石内蔵助たちと共に、お預けとなった細川家の内から来た。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
貫徹(かんてつ)の例文をもっと
(3作品)
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しみとほ
(逆引き)
烈しい
追憶
(
おもひで
)
は、復た/\丑松の胸中を往来し始めた。『忘れるな』——あゝ、その熱い臨終の呼吸は、どんなに深い響となつて、生残る丑松の骨の
膸
(
ずゐ
)
までも
貫徹
(
しみとほ
)
るだらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
貫徹(しみとほ)の例文をもっと
(1作品)
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つきとお
(逆引き)
鋭いナイフで
是方
(
こちら
)
の胸を
貫徹
(
つきとお
)
さずには置かないほどの力を
有
(
も
)
った眼だ。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
貫徹(つきとお)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
つらぬ
(逆引き)
とにかく、米原雲海氏などとは違った畑の人であって、
貫徹
(
つらぬ
)
いては出来ない側の類です。
幕末維新懐古談:78 谷中時代の弟子のこと
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
貫徹(つらぬ)の例文をもっと
(1作品)
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つらぬか
(逆引き)
上
(
あげ
)
仰
(
おほ
)
せの如く此久八は元三州藤川宿の町外れに
捨置
(
すておか
)
れし身に御座候(
是
(
これ
)
より久八の
履歴
(
ことがら
)
は六右衞門が申立の
讀續
(
よみつゞ
)
きなれども
人情
(
にんじやう
)
の
貫徹
(
つらぬか
)
ざる所も有により
讀本
(
よみほん
)
の
口調
(
くてう
)
に
換
(
かゆ
)
れば
諸君
(
みなさん
)
怪給
(
あやしみたまふ
)
勿
(
なか
)
れ)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貫徹(つらぬか)の例文をもっと
(1作品)
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つらぬく
(逆引き)
訴
(
うつた
)
へるわけゆゑ
言
(
いは
)
は
裁許
(
さいきよ
)
破毀
(
やぶり
)
の願ひなれば一ト通りの
運
(
はこ
)
びにては
貫徹
(
つらぬく
)
事
六
(
むづ
)
ヶ
敷
(
し
)
からんされば長庵とやらが
大雨
(
おほあめ
)
の
降
(
ふる
)
に
傘
(
かさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貫徹(つらぬく)の例文をもっと
(1作品)
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ぬけとお
(逆引き)
若し眼の光がX光線の様に物の内部まで入り込む事が出来る者なら、此の時の彼の眼光は確かに秀子の腹の中を透かして背中まで
貫徹
(
ぬけとお
)
ったで有ろう、けれども彼は終に満足の様子を示さぬ。
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
貫徹(ぬけとお)の例文をもっと
(1作品)
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“貫徹”の意味
《名詞》
貫 徹(かんてつ)
考えや方針を貫き通すこと。
最後までやり抜くこと。
(出典:Wiktionary)
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
徹
常用漢字
中学
部首:⼻
15画
“貫”で始まる語句
貫
貫禄
貫之
貫目
貫木
貫一
貫主
貫通
貫祿
貫文
“貫徹”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
新渡戸稲造
作者不詳
島崎藤村
吉川英治
高村光雲