“ぬけとお”の漢字の書き方と例文
語句割合
貫徹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若し眼の光がX光線の様に物の内部まで入り込む事が出来る者なら、此の時の彼の眼光は確かに秀子の腹の中を透かして背中まで貫徹ぬけとおったで有ろう、けれども彼は終に満足の様子を示さぬ。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)