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しみとほ
ふりがな文庫
“しみとほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
浸通
25.0%
滲透
25.0%
貫徹
25.0%
透徹
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浸通
(逆引き)
バスケツトを
引揚
(
ひきあ
)
げて、
底
(
そこ
)
へ
一寸
(
ちよつと
)
手
(
て
)
を
当
(
あ
)
てゝ
見
(
み
)
た。
雨気
(
あまけ
)
が
浸通
(
しみとほ
)
つて、
友染
(
いうぜん
)
が
濡
(
ぬ
)
れもしさうだつたからである。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しみとほ(浸通)の例文をもっと
(1作品)
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滲透
(逆引き)
「お飲み、さうしてわしの愛をわしの血潮と一しよに、お前の
体
(
からだ
)
に
滲透
(
しみとほ
)
らせておくれ。」
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
しみとほ(滲透)の例文をもっと
(1作品)
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貫徹
(逆引き)
烈しい
追憶
(
おもひで
)
は、復た/\丑松の胸中を往来し始めた。『忘れるな』——あゝ、その熱い臨終の呼吸は、どんなに深い響となつて、生残る丑松の骨の
膸
(
ずゐ
)
までも
貫徹
(
しみとほ
)
るだらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
しみとほ(貫徹)の例文をもっと
(1作品)
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透徹
(逆引き)
何もかも今は夜の空気に包まれて、沈まり返つて、闇に隠れて居るやうに見える。それは
少許
(
すこし
)
も風の無い、
閴
(
しん
)
とした晩で、
寒威
(
さむさ
)
は骨に
透徹
(
しみとほ
)
るかのやう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
しみとほ(透徹)の例文をもっと
(1作品)
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