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貫祿
ふりがな文庫
“貫祿”の読み方と例文
新字:
貫禄
読み方
割合
くわんろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわんろく
(逆引き)
「八五郎親分てえほどの
貫祿
(
くわんろく
)
ぢやねえが、錢形の親分のところに居る八五郎なら俺に違ひねえ。本人が言ふんだから、これほど確かなことはあるまい」
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この時平次は三十を越したばかり、子分と言つても八五郎は二つか三つ歳下といふだけのことですが、智慧も
貫祿
(
くわんろく
)
も男前も、違ひ過きるほど違つて居るのでした。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「役者の大村喜十郎、こいつはちよいとした二枚目でさ。尤も、田舍廻りの役者で、江戸の
檜
(
ひのき
)
舞臺を踏む
貫祿
(
くわんろく
)
ぢやありません。男のくせに、ナヨナヨとした大變な野郎で、一名は蟻地獄」
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
貫祿(くわんろく)の例文をもっと
(6作品)
見る
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
祿
部首:⽰
13画
“貫”で始まる語句
貫
貫禄
貫之
貫目
貫木
貫徹
貫一
貫主
貫通
貫文