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くわんろく
ふりがな文庫
“くわんろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
貫祿
85.7%
貫禄
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貫祿
(逆引き)
「役者の大村喜十郎、こいつはちよいとした二枚目でさ。尤も、田舍廻りの役者で、江戸の
檜
(
ひのき
)
舞臺を踏む
貫祿
(
くわんろく
)
ぢやありません。男のくせに、ナヨナヨとした大變な野郎で、一名は蟻地獄」
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
年は若くて、
貫祿
(
くわんろく
)
もたいしたことはありませんが、八五郎などとは反對に、恐ろしく才氣走つてゐるので、やがて良い御用聞になるだらうと、世間でも言ひ、自分もさう信じてゐるらしい男です。
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くわんろく(貫祿)の例文をもっと
(6作品)
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貫禄
(逆引き)
「何か、かう、
貫禄
(
くわんろく
)
とでも、いつたやうなものが在りますね。まるで、別人の感じだ。ああ、退場した。」
火の鳥
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
くわんろく(貫禄)の例文をもっと
(1作品)
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