“かんめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貫目72.7%
貫匁18.2%
貫禄9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
職務の分量にとどまらずして職務の品性ひんせいをよくせよというのである。十貫目かんめ荷物にもつになうものに、務めて荷物十一貫目を荷えというのでない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
またの中へすうすうと風がはいって来る。裸の脚はいい気持ちだ。ふとってふとって、まず、この両のももで五貫匁かんめというところかな。眼の下を自転車が走ってゆく。玄米パンのほやほや売りだ。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
もなく良人おっと姿すがたがすーッと浪打際なみうちぎわあらわれました。服装ふくそうその不相変あいかわらずでございますが、しばらくいくらか修行しゅぎょうんだのか、何所どことなく貫禄かんめがついてりました。