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くわんめ
ふりがな文庫
“くわんめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
貫目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貫目
(逆引き)
それは粗相をした延宝で、
小便
(
しし
)
がしたくなつても、じつと坐を立たないで、その儘袴のなかに
洩
(
もら
)
してそ知らぬ顔をしてゐたところに、
確
(
たしか
)
に五十四郡の太守たる
貫目
(
くわんめ
)
がある。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
其
(
その
)
戀姫
(
こひびめ
)
どのと
貫目
(
くわんめ
)
を
較
(
くら
)
べて
御覽
(
ごらう
)
じたなら、
今
(
いま
)
は
最
(
いっ
)
ち
善
(
よ
)
う
見
(
み
)
ゆるのが
最早
(
もはや
)
善
(
よ
)
うは
見
(
み
)
えまいぞや。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
世評に善くいはるる人も、実際はそれ程の大人物に非ず、悪くいはるる人も、亦それ程の悪人にあらず、古今皆
然
(
しか
)
り。個人の
貫目
(
くわんめ
)
を量らんには、世評の
封袋
(
ふうたい
)
を除くことを忘るべからず。
大久保湖州
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
くわんめ(貫目)の例文をもっと
(3作品)
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