“見処”の読み方と例文
読み方割合
みどころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まして元の産地にはいかにまだ、選ばれていない幾多のものがあったでしょう。茶人は茶碗を眺めて「七つの見処みどころ」があると云います。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
この人品骨柄卑しからぬという見処みどころは、その鼻の表現にあるので、眼や口が如何に清らかであっても鼻の表現が卑しかったら落第であります。
鼻の表現 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
すると、このの絵に何か見処みどころがあったか、物数寄ものずきの人がその絵を買って下すったり、またその絵が入賞したりしました。