“浅沼”の読み方と例文
旧字:淺沼
読み方割合
あさぬま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永禄二年正月にはかに浅沼あさぬま檜垣御坊ひがきごばうの宗徒共を御退治可有由仰出あるべきよしおほせいだされ、志太遠江守しだとほたふみのかみに三千餘騎の兵を附て征伐に向はせける。
写真をもって世に立つ考え故、今日でいえば浅沼あさぬまの向うでも張る気で大仕掛けに台紙などを売り出したりして大儲おおもうけをしたり、また損もしたりしました。
路傍みちばたやぶはあっても、竹をくじき、枝を折るほどのいきおいもないから、玉江たまえあしは名のみ聞く、……湯のような浅沼あさぬまの蘆を折取おりとって、くるくるとまわしても、何、秋風が吹くものか。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)