『栃の実(とちのみ)』
朝六つの橋を、その明方に渡った——この橋のある処は、いま麻生津という里である。それから三里ばかりで武生に着いた。みちみち可懐い白山にわかれ、日野ヶ峰に迎えられ、やがて、越前の御嶽の山懐に抱かれた事はいうまでもなかろう。——武生は昔の府中であ …
作品に特徴的な語句
曲(ころ) 端(ばた) 下(おろ) 越(ごえ) 古(むかし) 洪水(でみず) 些(ちっ) 皺(しな) 初(はつ) 柔(やわらか) 唯(と) 言(ことば) 重(かさな) 酷(きび) 柳(やな) 畔(あぜ) 誉(ほまれ) 外(はず) 少(わか) 真(しん) 断崕(きりぎし) 断(ことわ) 往還(ゆきかえり) 紅葉(こうよう) 思(おもい) 胆(い) 一羽(いちわ) 流(ながれ) 下(くだ) 不可(いけな) 中(なか) 欄干(てすり) 橋(ばし) 樗(おうち) 際(ぎわ) 凄(すさま) 栃木(とちのき) 辺(へん) 辛(から) 片頬(かたほお) 可(よ) 可懐(なつかし) 留(と) 畠(はた) 畳(たたみ) 塞(ふさが) 夥多(おびただ) 大良(たいら) 角(かど) 宿(しゅく) 尾(お) 屍(かばね) 視(なが) 裡(なか) 巌(いわ) 斜(はす) 確(しか) 摺(ず) 引傾(ひっかたむ) 掛(かか) 掌(て) 御嶽(みたけ) 思出(おもいだ) 縁(えん) 憧憬(あこがれ) 抱(だ) 扇子(おうぎ) 舁出(かきだ) 蘆(あし) 洋傘(こうもり) 浅沼(あさぬま) 渋(しぶ) 湯(ゆ) 滴(したた) 潜(くぐ) 濡縁(ぬれえん) 瀬(せ) 煙管(きせる) 煤(すす) 燕(つばめ) 状(さま) 玉江(たまえ) 畷(なわて) 白妙(しろたえ) 白山(はくさん) 白湯(さゆ) 白雲(しらくも) 相迫(あいせま) 真紅(まっか) 稲葉(いなば) 突掛(つッか) 筏(いかだ) 粥(かゆ) 縋(すが) 翳(かざ) 追着(おッつ) 軒札(のきふだ) 辿(たど) 近江(おうみ) 車夫(くるまや)