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『栃の実』
ふりがな文庫
『
栃の実
(
とちのみ
)
』
朝六つの橋を、その明方に渡った——この橋のある処は、いま麻生津という里である。それから三里ばかりで武生に着いた。みちみち可懐い白山にわかれ、日野ヶ峰に迎えられ、やがて、越前の御嶽の山懐に抱かれた事はいうまでもなかろう。——武生は昔の府中であ …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新小説」1924(大正13)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
曲
(
ころ
)
端
(
ばた
)
下
(
おろ
)
越
(
ごえ
)
古
(
むかし
)
洪水
(
でみず
)
些
(
ちっ
)
皺
(
しな
)
初
(
はつ
)
柔
(
やわらか
)
唯
(
と
)
言
(
ことば
)
重
(
かさな
)
酷
(
きび
)
柳
(
やな
)
畔
(
あぜ
)
誉
(
ほまれ
)
外
(
はず
)
少
(
わか
)
真
(
しん
)
断崕
(
きりぎし
)
断
(
ことわ
)
往還
(
ゆきかえり
)
紅葉
(
こうよう
)
思
(
おもい
)
胆
(
い
)
一羽
(
いちわ
)
流
(
ながれ
)
下
(
くだ
)
不可
(
いけな
)
中
(
なか
)
欄干
(
てすり
)
橋
(
ばし
)
樗
(
おうち
)
際
(
ぎわ
)
凄
(
すさま
)
栃木
(
とちのき
)
辺
(
へん
)
辛
(
から
)
片頬
(
かたほお
)
可
(
よ
)
可懐
(
なつかし
)
留
(
と
)
畠
(
はた
)
畳
(
たたみ
)
塞
(
ふさが
)
夥多
(
おびただ
)
大良
(
たいら
)
角
(
かど
)
宿
(
しゅく
)
尾
(
お
)
屍
(
かばね
)
視
(
なが
)
裡
(
なか
)
巌
(
いわ
)
斜
(
はす
)
確
(
しか
)
摺
(
ず
)
引傾
(
ひっかたむ
)
掛
(
かか
)
掌
(
て
)
御嶽
(
みたけ
)
思出
(
おもいだ
)
縁
(
えん
)
憧憬
(
あこがれ
)
抱
(
だ
)
扇子
(
おうぎ
)
舁出
(
かきだ
)
蘆
(
あし
)
洋傘
(
こうもり
)
浅沼
(
あさぬま
)
渋
(
しぶ
)
湯
(
ゆ
)
滴
(
したた
)
潜
(
くぐ
)
濡縁
(
ぬれえん
)
瀬
(
せ
)
煙管
(
きせる
)
煤
(
すす
)
燕
(
つばめ
)
状
(
さま
)
玉江
(
たまえ
)
畷
(
なわて
)
白妙
(
しろたえ
)
白山
(
はくさん
)
白湯
(
さゆ
)
白雲
(
しらくも
)
相迫
(
あいせま
)
真紅
(
まっか
)
稲葉
(
いなば
)
突掛
(
つッか
)
筏
(
いかだ
)
粥
(
かゆ
)
縋
(
すが
)
翳
(
かざ
)
追着
(
おッつ
)
軒札
(
のきふだ
)
辿
(
たど
)
近江
(
おうみ
)
車夫
(
くるまや
)