“栃木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とちぎ80.0%
とちのき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中村君が二十七で、候補者中、最年少、栃木とちぎ村太郎さんをロボットの選挙事務長にして、勝則が采配振っとるらしい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
真岡木綿もうかもめん」は有名でしたが、もう全くすたれました。同じ栃木県の鹿沼かぬま栃木とちぎあたりは麻の栽培が盛でありますが、材料を出すにとどまって織物は作られておりません。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
ただ道は最も奥で、山は就中なかんずく深いが、栃木とちのき峠からなか河内かわちは越せそうである。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)