“とちぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
栃木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杉戸屋すぎとやとみ右衞門儀六月廿六日あさ卯刻むつどき幸手宿我が家出立致し下總葛飾郡藤田村名主儀左衞門方へとまり廿七日朝卯刻すぎ出立致し下野しもつけ都賀郡つがごほり栃木とちぎ中町なかまち油屋徳右衞門方へとまり廿八日同所に逗留とうりう廿九日ひる巳刻よつどき過栃木中町を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
去月下旬用向ありて隣村りんそんへ參りて途中に於て取落とりおとせしに相違さうゐなく其上私し儀は六月二十六日出立しゆつたつ仕つり古河のざい藤田村儀左衞門方へ一ぱく致し二十七日は栃木とちぎ町油屋徳右衞門の方にまかあり私し在所より十二里餘の場所なる故小篠堤にて平兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天に不思議の風雲ふううん有り人に不時のわざはひありとはむべなるかなこゝに杉戸屋富右衞門は去六月廿六日ひる立にして商用の爲め栃木とちぎ町より藤田古河邊こがへんへ到り暫く逗留とうりうなし七月四日晝前に我が家へ歸りければ女房おみねは出迎ひ先御無事にと打喜うちよろこして又旦那には村中の大變を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)