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取落
ふりがな文庫
“取落”の読み方と例文
読み方
割合
とりおと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりおと
(逆引き)
一ツの羽子を
並
(
なら
)
びたちてつくゆゑに、あやまちて
取落
(
とりおと
)
したるものは
始
(
はじめ
)
に定ありて、あるひは雪をうちかけ、又は
頭
(
かしら
)
より雪をあぶする。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
先年
溜池
(
ためいけ
)
にて愚僧が手にかゝり相果て候かの得念が事、また百両の財布
取落
(
とりおと
)
し候
侍
(
さむらい
)
の事も、その後は
如何
(
いかが
)
相なり候
哉
(
や
)
と、折々夢にも
見申
(
みもうし
)
候間
榎物語
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
殺したりと
白状
(
はくじやう
)
致
(
いた
)
せども
盜
(
ぬす
)
みたる金も見えず又女を殺したる
刄物
(
はもの
)
もなしと
有
(
あ
)
るに旅僧頭を上げ其
節
(
せつ
)
盜
(
ぬす
)
みし
金子
(
きんす
)
も
刄物
(
はもの
)
も
迯
(
にげ
)
候
節
(
せつ
)
取落
(
とりおと
)
し身一つになり候處を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取落(とりおと)の例文をもっと
(9作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取落”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
邦枝完二
作者不詳
樋口一葉
幸田露伴
永井荷風
野村胡堂