トップ
>
とりおと
ふりがな文庫
“とりおと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
取落
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取落
(逆引き)
折
(
おり
)
から
夕餉
(
ゆうげ
)
の
膳
(
ぜん
)
に
対
(
むか
)
おうとしていたお
蓮
(
れん
)
は、
突然
(
とつぜん
)
手
(
て
)
にした
箸
(
はし
)
を
取落
(
とりおと
)
すと、そのまま
狂気
(
きょうき
)
したように、ふらふらッと
立上
(
たちあが
)
って、
跣足
(
はだし
)
のまま
庭先
(
にわさき
)
へと
駆
(
か
)
け
降
(
お
)
りて
行
(
い
)
った。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「それなら、ある筈ですが、困ったことに二三日前に森川さんが
取落
(
とりおと
)
して割ってしまいましたが」
奇談クラブ〔戦後版〕:08 音盤の詭計
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
物ぐるほしけれど
箱庭
(
はこには
)
に作りたる
石
(
いし
)
一
(
ひと
)
つ水の
面
(
おも
)
にそと
取落
(
とりおと
)
せば、さゞ波すこし分れて是れにぞ月のかげ
漂
(
たゞよ
)
ひぬ、
斯
(
か
)
くはかなき事して見せつれば甥なる子の小さきが真似て
月の夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
とりおと(取落)の例文をもっと
(9作品)
見る