“舁出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かきいだ33.3%
かきだ33.3%
かつぎだ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と有に徐々しづ/\乘籠のりもの舁出かきいだすにぞ彌兵衞は跡に殘り其方どもの訴状御取上げ是ある間今夜の御本陣ごほんぢんは吉原じゆくなるにより汝等同所に到り下宿して御沙汰を相待べしと申渡すを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
留守に念も置かないで、そのまま駕籠を舁出かきだした。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
結綿ゆいわたのに片端かつがせて、皿小鉢、大皿まで、お悦が食卓を舁出かつぎだした。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)