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肴屋
ふりがな文庫
“肴屋”の読み方と例文
読み方
割合
さかなや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかなや
(逆引き)
肴屋
(
さかなや
)
、酒屋、雑貨店、その向うに寺の門やら
裏店
(
うらだな
)
の長屋やらが
連
(
つらな
)
って、
久堅町
(
ひさかたまち
)
の低い地には
数多
(
あまた
)
の工場の
煙筒
(
えんとつ
)
が黒い煙を
漲
(
みなぎ
)
らしていた。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
或る年の三、四月頃、江戸では
鰹
(
かつお
)
の大漁で、
到
(
いた
)
る処の
肴屋
(
さかなや
)
では鰹の山を
為
(
な
)
していました。それで何処の台所へもざらに鰹が
這入
(
はい
)
る。
幕末維新懐古談:17 猫と鼠のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
めそのことは人があまり知らずに、小魚などといいますが、鰻のごく細いのです。それは
肴屋
(
さかなや
)
でなくて、
八百屋
(
やおや
)
が持って来ました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
肴屋(さかなや)の例文をもっと
(42作品)
見る
肴
漢検準1級
部首:⾁
8画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“肴”で始まる語句
肴
肴町
肴代
肴籠
肴店
肴料
肴物
肴饌
肴売
肴屑
“肴屋”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
島崎藤村
徳田秋声
夏目漱石
高浜虚子
高村光雲
中里介山
田山花袋
柳田国男
森鴎外