“糊付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のりづ70.0%
のりつけ20.0%
のりづけ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糊付のりづけにしてしまいます、こうすると、ガラスで手をきずつけたりすることもなく、少し位い取り落しても、こわれる事はありません。
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
かれくびにはちひさい腫物はれもの出來できてゐるので、つね糊付のりつけシヤツはないで、やはらかな麻布あさか、更紗さらさのシヤツをてゐるので。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
真下の石垣にぴツたりと糊付のりづけか何かのやうにくツ付いて、薄暗く油煙に汚れた赤い灯の点いてゐる小さな舟の中に、白い人影がむくむくと二つ動いてゐた。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)