“のりづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
糊付77.8%
糊附22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふところへ、渋沢がくれて行った金の紙包をあけてみると、糊付のりづけの小判が二十枚、ぺたんと一個になっている。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「H・Sニュース」に漫画が多かったりすると、彼はよく糊付のりづけにぺったり機械へはったりした。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
嫁入着物に糊附のりづけものを売ったため、嫁御寮よめごりょうの変死から、その母親が怨みののろい「め」と書いては焼火箸やけひばしをつきさしていたという、怪談ばなしの本家江島屋の
「尤も、そいつは返して貰つても、燒繼やきつぎも糊附のりづけもきかねえ」