トップ
>
糊付
>
のりづ
ふりがな文庫
“
糊付
(
のりづ
)” の例文
糊付
(
のりづ
)
けにしてしまいます、こうすると、ガラスで手を
傷
(
きずつ
)
けたりすることもなく、少し位い取り落しても、こわれる事はありません。
楢重雑筆
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
例えば透視では封書の
糊付
(
のりづ
)
けをしたり封印を施したりすることが禁ぜられ、現場で書く時は室と机とが指定され
千里眼その他
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
ふところへ、渋沢がくれて行った金の紙包をあけてみると、
糊付
(
のりづ
)
けの小判が二十枚、ぺたんと一個になっている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「H・Sニュース」に漫画が多かったりすると、彼はよく
糊付
(
のりづ
)
けにぺったり機械へはったりした。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
彼は二枚のガラスの間に
糊付
(
のりづ
)
けにされた小さな丸いカードを一枚持っていた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
▼ もっと見る
「尤も、そいつは返して貰っても、
焼継
(
やきつ
)
ぎも
糊付
(
のりづ
)
けもきかねえ」
銭形平次捕物控:174 髷切り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
イヤ実際、五百や六百石のこぼれ
米
(
まい
)
を貰って朝夕
糊付
(
のりづ
)
けの
裃
(
かみしも
)
で、寒中に
足袋
(
たび
)
一つはくのにも、奉書のお届を出さなければ足袋がはけないなんていうような幕府勤めはまッぴらでござるよ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
糊
漢検準1級
部首:⽶
15画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“糊付”で始まる語句
糊付板