“くちすぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
糊口57.1%
口過14.3%
口糊7.1%
渡世7.1%
生活7.1%
生涯7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンヌ・ハヸランド女史も、鼻がよく利くといふので、ある香料研究所に雇はれて、どうにかその日の糊口が出来るやうになつた。
怒ると雖詮方なく頼み切たる利兵衞の如き心底なれば當惑したれども繁昌の御當地に付如何樣にも口過相成申べくと其後は一相尋ね申さず櫛簪は利兵衞娘菊より内々の病氣にて候故與兵衞に賣て母の病氣ひ候なりしてしには候はず何卒此段御賢察下され御免を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ただ口糊をする為に耶蘇教に入って居るだけであって、決して耶蘇教を信じて入って居るのでない。なかなか確実な信者であるというて居る者もです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
商売冥利渡世は出来るもの、はするもので、五布ばかりの鬱金の風呂敷一枚の店に、襦袢の数々。赤坂だったら肌脱、四谷じゃ六方をみそうな、けばけばしい胴、派手な袖。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私一人の生活さえ、むずかしいほどになりました
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
吾等しい生涯では、農事多忙しくなると朝も暗いうちに起きて、燈火けて朝食を済ます。東の空が白々となれば田野へ出て、一日働くと女の身体は綿のようです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)