“相尋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あひたづ50.0%
あひたづね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへりみず不屆きの次第故早速さつそく取押へ町名家主等相尋あひたづね候へ共何か取留とりとまらぬ申くちにて至極しごく怪敷あやしく存じ候間其儘差出候に付御吟味下さるべく候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かへ相尋あひたづね候へども更に行方相分り申さず猶又其後私し事は當時の家へ入夫仕にふふつかまつり兩人の子供も持即ち兄を吉之助弟を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
付て參りし所淺草福井町とやら申町迄いたり其所の路次ろじへ入候は最早もはや丑刻頃やつどきごろとも覺敷おぼしく候に付其夜は外にて夜をあかし翌朝右の駕籠屋へ參り段々相尋あひたづね委細ゐさい事故ことがら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つけよと申渡されコリヤ勘兵衞其品は彦兵衞出入場でいりばよりあつらへなれば早速さつそく辨償わきまへねばならず奉公人彌七行方ゆくへ知れる迄は右の品々しな/″\彦兵衞に聞合せのこらず辨償わきまへつかはせと申さるゝに勘兵衞私し儀も所々しよ/\相尋あひたづねしかども行方ゆくへれず右品々とても高金なれば勿々なか/\調達てうだつ出來難し依ては彌七行方相知るゝ迄彦兵衞不肖ふせう仕つる樣仰付おほせつけられ下さるべしと申立るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)