“とせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渡世96.1%
世渡2.0%
杜生2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右の如く平安を好むの人情は、世界中に通用してたがうことなく、各国の交際も人々にんにん渡世とせいも、その目的、平安にあらざるはなし。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
誰穢多村の出身と、知らぬを幸ひ、学校へそなたを預けて。我一人金貸世渡とせいも、手を広げず、人交際もせぬ理由わけは。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
そこへ付込つけこんで廷珸は杜生とせいに八百金を提供して、そして「御返金にならない場合でも御宅の窯鼎ようていさえ御渡し下されば」
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)