“よすぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
好過40.0%
能過20.0%
世渡20.0%
世過20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畳も汚れた貸二階に据えてある箪笥たんす火鉢から、机座布団ざぶとんに至るまで、家具一切いっさいはかつて資産のある種子たねこの家にあったものばかりなので、お千代の人品に比較して品物が好過よすぎるところから
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
大切に致して至極しごく宜敷よろしう御ざいますと申ければ重四郎それあまりと申せば能過よすぎます私し風情ふぜいと云にお勇否々いへ/\然樣さやうでは御座りません御承知なれば御世話おせわ致しませう先でも金子の望みはなけれ共たびの御方はしりかるいによつ其故そこ先方むかう氣遣きづかひに思ひますから金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はたら邪魔じやまなるゆゑ子分の三次に申付殺させたるに相違さうゐなしあまり惡事の身代しんだい能過よすぎるゆゑに年月の過たる事は白状はくじやうするも面倒めんだうなりと申立ければ越前守殿呵々から/\と打わらはれおのれ長庵永々なが/\強情がうじやうに申陳じ居たりしが只今と成て能も自分の惡事に相違なしなどと白状せし者哉しかしながら先は神妙しんめうのことなりと言れつぎに久八に向はれ不便ふびんなるは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
女「あれも十九になります、お耻かしい事でありますが、詮方せんかたなしに身過世渡よすぎしも福田屋龍藏ふくだやりゅうぞう親分さんの処で抱えもすると云うので、行立ゆきたたぬから、今では小峰こみねと云って芸妓げいしゃになって居ります」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
よわよわと幽かなりともはからひのにごりあらすなわれの世過よすぎ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)