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よすぎ
ふりがな文庫
“よすぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
好過
40.0%
能過
20.0%
世渡
20.0%
世過
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好過
(逆引き)
畳も汚れた貸二階に据えてある
箪笥
(
たんす
)
火鉢から、机
座布団
(
ざぶとん
)
に至るまで、家具
一切
(
いっさい
)
はかつて資産のある
種子
(
たねこ
)
の家にあったものばかりなので、お千代の人品に比較して品物が
好過
(
よすぎ
)
るところから
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
よすぎ(好過)の例文をもっと
(2作品)
見る
能過
(逆引き)
大切に致して
至極
(
しごく
)
宜敷
(
よろしう
)
御ざいますと申ければ重四郎
夫
(
それ
)
は
餘
(
あま
)
りと申せば
能過
(
よすぎ
)
ます私し
風情
(
ふぜい
)
と云にお勇
否々
(
いへ/\
)
然樣
(
さやう
)
では御座りません御承知なれば
御世話
(
おせわ
)
致しませう先でも金子の望みは
無
(
なけ
)
れ共
旅
(
たび
)
の御方は
尻
(
しり
)
が
輕
(
かる
)
いに
依
(
よつ
)
て
其故
(
そこ
)
で
先方
(
むかう
)
は
氣遣
(
きづかひ
)
に思ひますから金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
働
(
はたら
)
く
邪魔
(
じやま
)
なるゆゑ子分の三次に申付殺させたるに
相違
(
さうゐ
)
なし
餘
(
あま
)
り惡事の
身代
(
しんだい
)
が
能過
(
よすぎ
)
るゆゑに年月の過たる事は
白状
(
はくじやう
)
するも
面倒
(
めんだう
)
なりと申立ければ越前守殿
呵々
(
から/\
)
と打
笑
(
わら
)
はれ
汝
(
おの
)
れ長庵
永々
(
なが/\
)
強情
(
がうじやう
)
に申陳じ居たりしが只今と成て能も自分の惡事に相違なしなどと白状せし者哉
併
(
しか
)
しながら先は
神妙
(
しんめう
)
のことなりと言れ
次
(
つぎ
)
に久八に向はれ
不便
(
ふびん
)
なるは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
よすぎ(能過)の例文をもっと
(1作品)
見る
世渡
(逆引き)
女「あれも十九になります、お耻かしい事でありますが、
詮方
(
せんかた
)
なしに身過
世渡
(
よすぎ
)
、
下
(
しも
)
の
福田屋龍藏
(
ふくだやりゅうぞう
)
親分さんの処で抱えもすると云うので、
行立
(
ゆきた
)
たぬから、今では
小峰
(
こみね
)
と云って
芸妓
(
げいしゃ
)
になって居ります」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
よすぎ(世渡)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
世過
(逆引き)
よわよわと幽かなりともはからひの
濁
(
にご
)
りあらすなわれの
世過
(
よすぎ
)
に
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
よすぎ(世過)の例文をもっと
(1作品)
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