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よわたり
ふりがな文庫
“よわたり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
世渡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世渡
(逆引き)
何
(
いづ
)
れにしても
世渡
(
よわたり
)
の茶を濁さずといふこと無かりしかど、皆思はしからで巡査を志願せしに、上官の首尾好く、
竟
(
つひ
)
には警部にまで取立てられしを、中ごろにして
金
(
きん
)
これ
権
(
けん
)
と感ずるところありて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
世渡
(
よわたり
)
上手の掛引をまだ覚えているな。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
つい台所用に女房が立ったあとへは、鋲の目が出て髯を揉むと、「
高利貸
(
あいす
)
が居るぜ。」とか云って、貸本の
素見
(
ひやかし
)
までが遠ざかる。当り触り、
世渡
(
よわたり
)
は
煩
(
むず
)
かしい。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
よわたり(世渡)の例文をもっと
(7作品)
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“よわたり”の意味
《名詞》
社会で生活していくこと。渡世。処世。
(出典:Wiktionary)
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