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糊紅
ふりがな文庫
“糊紅”の読み方と例文
読み方
割合
のりべに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のりべに
(逆引き)
本雨
(
ほんあめ
)
といひ
糊紅
(
のりべに
)
の
仕掛
(
しかけ
)
といふが如き舞台における極端なる部分的の写実は浮世絵師が婦女の頭髪と
降雨
(
こうう
)
とを一本々々に描きたるに比すべし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
角太郎の勘平が腹を切ると
生々
(
なまなま
)
しい血潮が彼の衣裳を真っ赤に染めた。それは用意の
糊紅
(
のりべに
)
ではなかった。
半七捕物帳:03 勘平の死
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
喉
(
のど
)
の切り口や頬のあたりには
糊紅
(
のりべに
)
をしたたかに塗った。
半七捕物帳:40 異人の首
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
糊紅(のりべに)の例文をもっと
(4作品)
見る
糊
漢検準1級
部首:⽶
15画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“糊”で始まる語句
糊
糊口
糊塗
糊付
糊気
糊刷毛
糊細工
糊附
糊目
糊壺
“糊紅”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
永井荷風