“有島家”の読み方と例文
読み方割合
ありしまけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、合方あひかたもなしに、落人おちうどは、すぐ横町よこちやう有島家ありしまけはひつた。たゞでとほ關所せきしよではないけれど、下六同町内しもろくどうちやうないだから大目おほめく。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十四五年前じふしごねんぜん、いまの下六番町しもろくばんちやうしたころも、すぐ有島家ありしまけ黒塀外くろべいそとに、辻車つじぐるま、いまの文藝春秋社ぶんげいしゆんじうしやまへ石垣いしがきと、とほりへだつた上六かみろくかどとにむかひ、番町學校ばんちやうがくかうかどにも、づらりと
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)