“上六”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うえろく33.3%
かみろく33.3%
しょうりく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上六うえろくの終点で待ち合いして、おひるすぎから若草山の方ぶらぶら歩き廻りました。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
十四五年前じふしごねんぜん、いまの下六番町しもろくばんちやうしたころも、すぐ有島家ありしまけ黒塀外くろべいそとに、辻車つじぐるま、いまの文藝春秋社ぶんげいしゆんじうしやまへ石垣いしがきと、とほりへだつた上六かみろくかどとにむかひ、番町學校ばんちやうがくかうかどにも、づらりと
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
苦節はかたくすからずの一句、えき爻辞こうじの節の上六しょうりくに、苦節、かたくすれば凶なり、とあるにもとづくといえども、口気おのずからこれ道衍の一家言なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)