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辻車
ふりがな文庫
“辻車”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つじぐるま
83.3%
つぢぐるま
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つじぐるま
(逆引き)
葉子はなんという事なくその
辻車
(
つじぐるま
)
のいた所まで行って見た。一台よりいなかったので飛び乗ってあとを追うべき車もなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
生きたる心地もせずして宮の
慙
(
は
)
ぢ
慄
(
をのの
)
ける
傍
(
かたはら
)
に、車夫は
見苦
(
みぐるし
)
からぬ一台の
辻車
(
つじぐるま
)
を伴ひ
来
(
きた
)
れり。
漸
(
やうや
)
く
面
(
おもて
)
を
挙
(
あぐ
)
れば、いつ又寄りしとも知らぬ
人立
(
ひとたち
)
を、
可忌
(
いまはし
)
くも巡査の怪みて
近
(
ちかづ
)
くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
辻車(つじぐるま)の例文をもっと
(5作品)
見る
つぢぐるま
(逆引き)
何
(
ど
)
うで
我
(
お
)
れは
此樣
(
このやう
)
な
活地
(
いくぢ
)
なし、
馬車
(
ばしや
)
は
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らぬ
事
(
こと
)
、
此後
(
このご
)
辻車
(
つぢぐるま
)
ひくやら
知
(
し
)
れた
物
(
もの
)
で
無
(
な
)
ければ、
今
(
いま
)
のうち
身
(
み
)
の
納
(
おさま
)
りを
考
(
かんが
)
へて、
利口
(
りこう
)
で
物
(
もの
)
の
出來
(
でき
)
る、
學者
(
がくしや
)
で
好男子
(
いろをとこ
)
で、
年
(
とし
)
の
若
(
わか
)
いに
乘
(
のり
)
かへるが
隨
(
ずゐ
)
一であらう
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
辻車(つぢぐるま)の例文をもっと
(1作品)
見る
辻
漢検準1級
部首:⾡
6画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“辻”で始まる語句
辻
辻褄
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