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横町
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よこまち
ふりがな文庫
“
横町
(
よこまち
)” の例文
そんな折には早く
絶念
(
あきらめ
)
をつけて、物の半町と
後
(
あと
)
を
蹤
(
つ
)
けないうちに
横町
(
よこまち
)
へ逸れるなり、
理髪床
(
かみゆひどこ
)
へ飛び込むなりするが
可
(
い
)
い。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
大戸は下されたままで、
横町
(
よこまち
)
に附いた土間の四枚の戸が開けられ、外に待つて居る車の
傍
(
そば
)
へ歩んで出ました頃、まだ街は真暗でした。四時頃だつたと
後
(
のち
)
に母は云つてました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
大通
(
おおどおり
)
いずれもさび、
軒端
(
のきば
)
暗く、
往来
(
ゆきき
)
絶え、石多き
横町
(
よこまち
)
の道は
氷
(
こお
)
れり。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
大釜に
高粱
(
かうりやう
)
の粥煮られたるその
横町
(
よこまち
)
の耳輪のむすめ
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“横町”の意味
《名詞》
表の通りから横に入った道やそれに沿った街。横丁。
(出典:Wiktionary)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“横町”で始まる語句
横町組
横町々々