横町よこちよう)” の例文
馬鹿ばからしい氣違きちがひじみた、我身わがみながらわからぬ、もう/\かへりませうとて横町よこちようやみをばはなれて夜店よみせならぶにぎやかなる小路こうぢまぎらしにとぶら/\るけば
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
子供の群は十人ばかりが一組になつて横町よこちようから出て来た。
ちよいと横町よこちよう
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
なにをもかへらず店口みせぐちから下駄げたいて筋向すぢむかふの横町よこちようやみ姿すがたをかくしぬ。
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)