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筋向
ふりがな文庫
“筋向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すじむこう
28.6%
すぢむか
23.8%
すじむか
19.0%
すじむこ
14.3%
すじむかい
9.5%
すぢむかひ
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すじむこう
(逆引き)
爺さんが
筋向
(
すじむこう
)
の医者の門の
傍
(
わき
)
へ来て、例の
冴
(
さ
)
え
損
(
そこ
)
なった春の
鼓
(
つづみ
)
をかんと打つと、頭の上に真白に咲いた梅の中から、一羽の小鳥が飛び出した。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
筋向(すじむこう)の例文をもっと
(6作品)
見る
すぢむか
(逆引き)
筋向
(
すぢむか
)
うの駄菓子屋の婆アがさう言つて居ましたよ。初めのうちは氣が付かなかつたが、近頃は毎日食べ物を持つて來てやるから、ツイ顏を
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
筋向(すぢむか)の例文をもっと
(5作品)
見る
すじむか
(逆引き)
筋向
(
すじむか
)
いの
垣根
(
かきね
)
の
際
(
きわ
)
に、こなたを待ち受けたものらしい、
鍬
(
くわ
)
を
杖
(
つ
)
いて立って、
莞爾
(
にこ
)
ついて、のっそりと
親仁
(
おやじ
)
あり。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
筋向(すじむか)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
すじむこ
(逆引き)
「は、は、はア!」
筋向
(
すじむこ
)
うに座を占めてこちらを見詰めていた男がまた笑った。
猫八
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
筋向(すじむこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すじむかい
(逆引き)
ところが
或日
(
あるひ
)
お千代が
筋向
(
すじむかい
)
の
格子戸造
(
こうしどづく
)
りの貸家に引越して来た主人らしい男と、横町を隔てて両方の二階から顔を見合せると、その男には既に二、三回
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
筋向(すじむかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
すぢむかひ
(逆引き)
天
(
てん
)
の
時
(
とき
)
は
雨
(
あめ
)
ながら、
地
(
ち
)
の
理
(
り
)
は
案内
(
あんない
)
の
美人
(
びじん
)
を
得
(
え
)
たぞと、もう
山葵漬
(
わさびづけ
)
を
箸
(
はし
)
の
尖
(
さき
)
で、
鯛飯
(
たひめし
)
を
茶漬
(
ちやづけ
)
にした
勢
(
いきほひ
)
で、つい
此頃
(
このごろ
)
筋向
(
すぢむかひ
)
の
弴
(
とん
)
さんに
教
(
をしへ
)
をうけた、
市
(
いち
)
ヶ
谷
(
や
)
見附
(
みつけ
)
の
鳩
(
はと
)
じるしと
言
(
い
)
ふ
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
筋向(すぢむかひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“筋”で始まる語句
筋
筋違
筋骨
筋斗
筋道
筋肉
筋書
筋合
筋違橋
筋金
“筋向”のふりがなが多い著者
樋口一葉
岩野泡鳴
泉鏡太郎
夏目漱石
永井荷風
谷崎潤一郎
柳田国男
泉鏡花
岡本かの子
野村胡堂