“廣書院”の読み方と例文
読み方割合
ひろしよゐん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はら目覺めざましくも又勇々敷ゆゝしくぞ見えたりけるかくて玄關に到れば取次の役人やくにん兩人下座敷げざしきまで出迎でむかへ案内して廣書院ひろしよゐんへ通せしを見るに上段にはみすおろし中には二でふだいの上ににしきしとねを敷て座を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宰領さいりやうす供には常樂院大膳左京等皆々附隨がふほどなく伊豆守殿御役宅に到るに開門かいもんあれば天一坊の乘物は玄關げんくわん横付よこつけにしたり案内の公用人にひか廣書院ひろしよゐんへ通り上段じやうだんなる設の席に着す常樂院伊賀亮等はつぎへ着座す又此方に控へらるゝ御役人方おんやくにんがたには御老中筆頭ごらうちうひつとう松平伊豆守殿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)