“松野雪三”の読み方と例文
読み方割合
まつのせつざう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孤獨(こどく)の身(み)は霜(しも)よけの無(な)き花檀(くわだん)の菊(きく)か、添(そ)へ竹(だけ)の後見(うしろみ)ともいふべきは、大名(だいみやう)の家老職(かろうしよく)背負(せおを)てたちし用人(ようにん)の、何之進(なにのしん)が形見(かたみ)の息(せがれ)松野雪三(まつのせつざう)とて歳(とし)三十五六、親(おや)ゆづりの忠魂(ちうこん)みがきそへて
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
生涯(しやうがい)の保護者(ほごしや)とはなるべきにや、思(おも)へばいとも覺束(おぼつか)なきことなり、我(わ)れに主從(しう/″\)の關係(くわんけい)なくば、我(わ)れ松野雪三(まつのせつざう)ならずは、青柳(あおやぎ)いと子(こ)孃(ぢやう)の手(て)を取(と)りて、生涯(しやうがい)の保護者(ほごしや)とならんもの天(あめ)が下(した)に又(また)とはあるまじ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
誰(た)れにもあらず、松野雪三(まつのせつざう)即(すなは)ち斯(か)くいふ小生(おのれ)
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)