“邪心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃしん44.4%
じやしん33.3%
よこしまごころ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾来じらい邪心じゃしんを抱く者共は彼の住居の十町四方はけてまわり道をし、かしこい渡り鳥共は彼の家の上空を通らなくなった。
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)
かれ憎惡ぞうを嫉妬しつととを村落むらたれからもはなかつた。憎惡ぞうを嫉妬しつともない其處そこ故意わざ惡評あくひやうほど百姓ひやくしやう邪心じやしんつてなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
黙れ武者所鬼王丸! 小細工などとは何事じゃ! この不思議こそ神の怒り! すなわち邪淫じゃいんのこの儀式を喜び給わぬ何よりの証拠じゃ! 邪心よこしまごころ改めればよし
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)