“じやしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
邪心50.0%
蛇心16.7%
蛇身16.7%
邪神16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇なる其惡口然樣なる邪心じやしん者故惡病あくびやうをも引請しなり我が身の因果いんぐわかんぜぬ無得心むとくしん者と云ふ無量庵呵々から/\わらひ汝今愚僧を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あのお皆といふ蛇心じやしんの女が、妙にお玉を邪魔者にして、毎日々々、子供にできさうもない用事を言ひ付け、散々な目に逢はせて追ひ出さうとかゝりました
歴史れきしても最初さいしよから伏羲氏ふくぎし蛇身じやしん人首じんしゆであつて、神農氏しんのうし人身じんしん牛首ぎうしゆである。ういふふう支那人しなじん太古たいこから化物ばけもの想像さうざうするちから非常ひぜうつよかつた。是皆これみな國土こくど關係くわんけいによることおもはれる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
こめたりける此所は名におふ周智郡すちごほり大日山のつゞき秋葉山の絶頂ぜつちやうなれば大樹だいじゆ高木かうぼく生茂おひしげり晝さへくら木下闇このしたやみ夜は猶さらに月くら森々しん/\として更行ふけゆく樣に如何にも天魔てんま邪神じやしん棲巣すみかとも云べきみねには猿猴ましらの木傳ふ聲谷には流水滔々たう/\して木魂こだまひゞき遠寺ゑんじかねいとすごく遙に聞ば野路のぢおほかみほえて青嵐颯々さつ/\こずゑ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)