“蛇身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃしん50.0%
じやしん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するすると、蛇身じゃしんのようにうねり寄って、二度目の襖を、ジリ、ジリ……と、一、二寸ずつ開けた時、お延は思わず、喉をゴックリさせて、息を吸い止めながら、中をうかがった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
歴史れきしても最初さいしよから伏羲氏ふくぎし蛇身じやしん人首じんしゆであつて、神農氏しんのうし人身じんしん牛首ぎうしゆである。ういふふう支那人しなじん太古たいこから化物ばけもの想像さうざうするちから非常ひぜうつよかつた。是皆これみな國土こくど關係くわんけいによることおもはれる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)