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あしきかみ
ふりがな文庫
“あしきかみ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
アシキカミ
語句
割合
邪神
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
邪神
(逆引き)
何某
(
なにがし
)
の院に往き、滝の傍を歩いて往ったところで、髪は
績麻
(
うみそ
)
をつかねたような翁が来て、「あやし、この
邪神
(
あしきかみ
)
、など人を
惑
(
まどわ
)
す」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
今より
二九七
雄気
(
をとこさび
)
してよく心を
静
(
しづ
)
まりまさば、此らの
邪神
(
あしきかみ
)
を
逐
(
やら
)
はんに翁が力をもかり給はじ。ゆめゆめ心を静まりませとて、
実
(
まめ
)
やかに
覚
(
さと
)
しぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
人々を見てあやしげにまもりたるに、真女子もまろやも此の人を
二七五
背
(
そがひ
)
に見ぬふりなるを、翁、
渠
(
かれ
)
二人をよくまもりて、あやし、此の
邪神
(
あしきかみ
)
、など人をまどはす。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
後よく
慎
(
つつし
)
み給へといふ。豊雄地に
額着
(
ぬかづき
)
て、此の事の始めよりかたり出でて、
猶
(
なほ
)
二八一
命得させ給へとて、恐れみ
敬
(
うやま
)
ひて願ふ。翁、さればこそ、此の
邪神
(
あしきかみ
)
は年
経
(
へ
)
たる
虵
(
をろち
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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