トップ
>
虵
ふりがな文庫
“虵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
をろち
50.0%
オロチ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をろち
(逆引き)
後よく
慎
(
つつし
)
み給へといふ。豊雄地に
額着
(
ぬかづき
)
て、此の事の始めよりかたり出でて、
猶
(
なほ
)
二八一
命得させ給へとて、恐れみ
敬
(
うやま
)
ひて願ふ。翁、さればこそ、此の
邪神
(
あしきかみ
)
は年
経
(
へ
)
たる
虵
(
をろち
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
人々
驚
(
お
)
ぢ隠るるを、法師
嘲
(
あざ
)
みわらひて、老いたるも
童
(
わらは
)
も必ずそこにおはせ、此の
虵
(
をろち
)
只今
捉
(
と
)
りて見せ奉らんとてすすみゆく。閨房の戸あくるを遅しと、かの
蛇
(
をろち
)
頭
(
かしら
)
をさし出して法師にむかふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
虵(をろち)の例文をもっと
(1作品)
見る
オロチ
(逆引き)
然らばこの名の基く所は何であるかといえば、疑いもなくそれはオガミから導かれたもので、
靇
(
オガミ
)
竜とは即ち
蚦蛇
(
うわばみ
)
を指し、仏経でいう竜王のことである。更に語を換えて言えば
八岐
(
ヤマタ
)
の
虵
(
オロチ
)
である。
二、三の山名について
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
虵(オロチ)の例文をもっと
(1作品)
見る
虵
部首:⾍
9画
“虵”のふりがなが多い著者
上田秋成
木暮理太郎