“額着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぬかづ50.0%
ぬかず25.0%
ぬかづき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
境も嗽手水うがいちょうずして、明王の前に額着ぬかづいて、やがて、相並んで、日を正射まともに、白い、まばゆい、峠を望んで進んだ。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
黙って額着ぬかずくと、鴨川大人は御自慢の細君、さもあらんという顔色かおつき、ぐッと澄して
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
後よくつつしみ給へといふ。豊雄地に額着ぬかづきて、此の事の始めよりかたり出でて、なほ二八一命得させ給へとて、恐れみうやまひて願ふ。翁、さればこそ、此の邪神あしきかみは年たるをろちなり。